株を始める前の不安、心配事を取り除くには?
こんばんは。
このサイトでは、株と株主優待の基本というページで、初心者向けに株の説明をしていています。
上記のページで株を始めるための十分な知識を得ることができるとは思いますが、補足として、株を新しく始める人が持つ疑問点をQ&Aの形式で解消するということをこのコーナーで行っていきます。
取り上げる疑問点については、私自身が株を始めるときに持ったものや実際にこれから株を始めようと思っている人にインタビューして決めていきます。
主な対象者は、これまで一度も株の取引を行ったことがなく、新しく始めたいと思っている方です。
初心者向けQ&Aの第1回目は、「株を始める前の不安、心配事を取り除くには?」です。
新しいことを一から始めるときは、不安や心配事があるのは普通の事です。
なぜなら、今まで一度も行ったことがないので、良くわからないからです。
株について考えていくと、不安や心配事に感じることはなんでしょうか?
大きく2つあると考えられます。
不安の1つ目は、そもそも仕組みがわからなくてなんだか得体が知れないということです。
投資の世界は、未開拓の分野もあり、胡散臭いものも多いので、詐欺にあってお金を取られてしまうのではという心配もあるかもしれません。
まずは、株の仕組みを学習すると良いと思いますが、実際には仕組みを学習しても、難しいところはあって、完全には不安は解消されないかもしれません。
ですが、仕組みを完全に理解できなくて行っていることは世の中にはたくさんあり、それほど、気にすることはありません。
例を挙げると、車を運転している人は車の仕組みを完全に理解しているでしょうか?また、銀行にお金を預ける人は銀行の業務を完全に理解しているでしょうか?ほとんどの人が理解できていないと思います。
ここで、なぜ、車の運転や銀行にお金を預けることにそれほど抵抗感がなかったかということを考えてみると、周りで多くの人が実際に行っているのを知っていたからです。
ということで、株についても同じように当てはめてみると、そもそも仕組みがわからなくてなんだか得体が知れないということの1番の解決策は、信頼できる身近な人で株取引を行っている人を探してみて、その人に話を聞いてみることです。
ご家族でも友人でも構わないので、株取引を行っている人に聞いてみましょう。
聞く内容は、利用している証券会社や取引の頻度が良いと思います。
投資金額や投資している銘柄も聞ければ良いですが、お金が絡んでいるため、答えたくない人もいると思いますので、無理には聞かないようにしましょう。
不安の2つ目は、取引で大きな損失を出してしまうのではないかということです。
この解決策として最も重要なことは、小額、かつ、余裕資金で取引を始めるということです。
株取引は、銀行預金とは違って、大きな利益を出せる可能性がありますが、逆に損失が出る可能性もあります。
これは、株の仕組みとしてしかたないもので、1円たりとも損を出したくないという人はやるべきではありません。
ただし、投資した金額以上の損失が発生することはないので、まずは、投資金額をコントロールすることで損失額を抑えましょう。
もう1つ大きな損失を出さないための方法は、値動きが激し過ぎる銘柄や業績があまりにも悪く倒産する可能性が高い銘柄を選ばないということです。
一部の週刊誌やマネー雑誌では、値動きの激しい銘柄を大化け銘柄(候補)として取り上げることがあり、確かに、数か月で何倍になったりする可能性もあるのですが、逆に数分の1になってしまうこともあります。
初めのうちは、こういった銘柄は避け、損失が出たとしてもあまり大きくならないような銘柄を選びましょう。
値動きの激しい銘柄を取引することを否定はしませんが、慣れてきて上級者になってから投資すれば良いと思います。
これで、第1回目のQ&Aは終了です。
第2回目のテーマは、「株取引を始めるのに、投資資金はいくら必要?」です。