(8591) オリックスの株主優待の紹介と簡易分析

(2017/11/11作成)

事業内容

総合リース会社ですが、様々な事業に進出し、多角化しています。

業種は、その他金融業に分類されます。

現在の株価は1976.5円、1単元は100株です。

 

株主優待の内容

ふるさと優待(カタログギフト)と株主カードの発行です。

権利確定月・・・3月末、9月末

100株(1単元)以上保有で、オリックスグループの各種サービスを割引価格で受けられる株主カードが発行されます。(3・9月末権利確定、半期ごとに発行)

100株(1単元)以上保有でカタログギフトをもらえます。(3月末権利確定、3年以上保有で内容がグレードアップ)

 

各種指標

PER8.4倍、PBR0.97倍、配当利回り3.13%、自己資本比率22.33%です。

PER、PBR、配当利回りで割安感があります。

 

業績の推移

(単位は100万円)

売上 営業利益 経常利益 純利益
2014/3 1,375,292 203,048 286,339 187,364
2015/3 2,174,283 256,829 344,017 234,948
2016/3 2,369,202 287,741 391,302 260,169
2017/3 2,678,659 329,224 424,965 273,239
2018/3
(日経予想)
3,000,000 360,000 470,000 300,000

 

業績は、伸びは大きくありませんが、右肩上がりです。

 

個人的な総合評価

★★★★(★5つが満点)

オリックスは、リースに始まり、銀行、保険、不動産、電力ビジネスなど様々な事業に進出している会社です。

海外進出、M&Aにも積極的なことも特徴です。

業績が伸びていて、割安感があり、株主還元にも積極的と良いことばかりに見えますが、リース業界は低PERの銘柄が多く、少し割り引いて考える必要があります。

また、売上、時価総額が2兆円を超える巨大企業のため、短期的に、利益や株価が2倍とか3倍になるような飛躍的な伸びは難しいです。

株主優待は、株主カードの発行とカタログギフトです。

優待カードは、オリックスグループが提供するサービス(野球観戦、京都水族館、すみだ水族館など)を優待価格で受けることができます。

カタログギフトは、豪華な品が多く、例えば、牛タン詰め合わせ、水族館の年間パスポート、洗剤の詰め合わせなどから1品選びます。

 

割安感があり、業績が伸びていることから評価を★4つとしています。

ただし、ここ2ヶ月くらいで大きく株価が上がり、割安感が薄まったことから★3つに近い4つです。
少し前なら、自信を持って、★4つだったのですが。

 

※この内容は、同銘柄への投資を推奨することを目的に書いているわけではなく、株主優待を導入している銘柄にどんなものがあるのかを紹介することを目的としています。

分析もしていますが、あくまで、作成日時点の情報をもとに簡易分析を行っているだけなので、実際に投資する際は、ご自身でしっかりと分析して判断する必要があります。

記事の下にある「3月権利日」「クオカード」などのタグをクリックすることで、同じカテゴリーに分類される銘柄の記事を効率的に探すことができます。