(2735) ワッツの株主優待の紹介と簡易分析

(2017/12/24作成)

事業内容

100円ショップの運営です。

業種は、小売り業に分類されます。

現在の株価は1,240円、1単元は100株です。

 

株主優待の内容

オリジナル商品詰合わせです。

権利確定月・・・8月末

100株(1単元)以上保有でオリジナル商品詰合わせ10点、1,000株(10単元)以上または3年以上継続保で20点をもらえます。

 

各種指標

PER18.1倍、PBR1.68倍、配当利回り1.20%、自己資本比率49.66%です。

割安感はありません。

 

業績の推移

(単位は100万円)

売上 営業利益 経常利益 純利益
2014/8 43,573 1,784 1,799 948
2015/8 44,462 1,257 1,263 700
2016/8 46,176 1,205 1,193 718
2017/8 47,494 1,209 1,272 839
2018/8
(会社予想)
49,600 1,450 1,520 925

 

業績は、安定的ですが、やや伸び悩んでいる印象です。

 

個人的な総合評価

★★★(★5つが満点)

ワッツは、100円ショップの大手です。

「meets.」や「silk」など直営小型店軸で小商圏に強みを持っています。

また、海外進出、M&Aにも積極的なことも特徴です。

業績は比較的安定していますが、やや伸び悩んでいます。

直近数年は業績が伸びてきていることや海外展開や雑貨店など100円ショップ以外への進出など期待できる要素も多くありますが、すぐに業績が大幅に向上するのは難しそうです。

 

株主優待は、オリジナル商品の詰合わせです。

金券やお買物券には劣りますが、使い勝手の良い品が多い印象です。
(商品は、乾電池、ティッシュ、傷テープ、綿棒など、日用品、掃除・洗濯用品が多いです。)

 

業績が安定的なものの、やや伸び悩んでいることと割安感がないことから評価を★3つとしています。

個人的には、株価が安くなった場面で買い付けたいタイプの銘柄です。

 

なお、100円ショップを業務の主力としている上場会社は、セリア、キャンドゥ、ワッツ、音通の4社しかない(最大手のダイソーは非上場)ので、この銘柄の購入を検討する場合は、他の3社との比較を行うと良いと思います。

 

※この内容は、同銘柄への投資を推奨することを目的に書いているわけではなく、株主優待を導入している銘柄にどんなものがあるのかを紹介することを目的としています。

分析もしていますが、あくまで、作成日時点の情報をもとに簡易分析を行っているだけなので、実際に投資する際は、ご自身でしっかりと分析して判断する必要があります。

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