(9433)KDDIの株主優待の紹介と簡易分析

(2018/9/17作成)

事業内容

携帯、光回線を展開している通信会社です。物販など通信以外の事業も手掛けています。

業種は、情報・通信業に分類されます。

現在の株価は3,045円、1単元は100株です。

 

株主優待の内容

カタログギフトです。

権利確定月・・・3月末

100株(1単元)以上保有でカタログギフトをもらえます。(5年以上保有や10単元以上保有で内容がグレードアップ)

 

各種指標

PER11.7倍、PBR1.80倍、配当利回り3.28%、自己資本比率59.5%です。

配当利回りで割安感があります。

 

業績の推移

(単位は100万円)

売上 営業利益 経常利益 純利益
2015/3 4,270,094 665,719 662,867 395,805
2016/3 4,466,135 832,583 818,410 494,878
2017/3 4,748,259 912,976 895,897 546,658
2018/3 5,041,978 962,793 955,147 572,528
2019/3
(日経予想)
5,150,000 1,020,000 1,010,000 620,000

 

業績は、売上、利益ともに右肩上がりです。

 

個人的な総合評価

★★★(★5つが満点)

KDDIは、auで有名な大手通信会社です。
携帯電話サービスや光回線などの個人向けの通信の売上、利益が大きいですが、物販、金融サービスなど様々な分野にも進出しています。

業績が伸びていて、やや割安感があり、株主還元にも積極的と良い面が多いですが、これまで通りに今後も成長できるかは難しいところです。

また、巨大企業なので、短期的に、利益や株価が2倍とか3倍になるような飛躍的な伸びは難しいです。

 

株主優待は、カタログギフトです。

カタログギフトは、食べ物、飲み物で、例えば、十勝アイスクリームセット、こしひかり、松坂牛生ハム、讃岐うどんなどから1品選びます。

 

やや割安感があり、業績も伸びていますが、今後も成長していけるか判断が難しいことから評価を★3つとしています。

★3つですが、主事業の携帯等の通信サービスはストックビジネスで、安定しており、配当が高く、魅力的な株主優待があることから初心者向け(1単元30万円程度するので、初心者が買いにくい面もありますが)で長期保有しやすい銘柄と思います。

日経平均などの市場全体が下がって連れ安しており、かつ、この企業の成長戦略が変わっていないのであれば、そのときにぜひ買いたい銘柄です。

 

※この内容は、同銘柄への投資を推奨することを目的に書いているわけではなく、株主優待を導入している銘柄にどんなものがあるのかを紹介することを目的としています。

分析もしていますが、あくまで、作成日時点の情報をもとに簡易分析を行っているだけなので、実際に投資する際は、ご自身でしっかりと分析して判断する必要があります。

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