企業を取り巻く環境や企業の業績は、時間とともに変化していきます。
そのため、株式投資で成功するには、新鮮な情報を仕入れる必要があります。
インターネットでもある程度の情報を得ることができますが、本からも情報を得ることができます。
(インターネットでの情報収集は、初心者向け講座で紹介しています。)
本は情報の新鮮さという点ではネットに劣りますが、ネットに比べるとある程度の質が保証されていること(ネットだと価値のない情報も多くあります)などネットより良い点もあります。
ここでは、3種類の本を紹介します。
なお、これらの本は毎回必ずしも購入する必要はありません。
一度購入(もしくは、軽く立ち読み)してみて良さそうなら定期的に購入しても良いでしょう。
ちなみに、管理人は東洋経済出版の業界地図はほぼ毎年購入していますが、会社四季報はネット証券にログインして読むため購入したことはなく、マネー雑誌もよほど気になる特集があるときのみ購入しています。
①会社四季報
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年に4回出版される会社の業績予想を中心に、所在地や財務情報や株主など、会社を知るうえで欠かせない重要な情報をコンパクトにまとめたハンドブックです。
株式投資を行う上でのバイブルのような存在になっています。
多くの証券会社では口座を開くと、会社四季報の情報をネットで見れるようになるので、書籍を購入する必要は大きくありませんが、ネットの情報は最新の情報に置き換わってしまうので、紙ベースの書籍を保管しておくと過去のデータを振り返りやすいなどのメリットもあります。
②マネー雑誌
月刊誌のダイヤモンドZai、日経マネー
、ネットマネーなどのマネー雑誌は、旬な情報を得やすく、また、毎月、様々な特集が組まれており、内容がおもしろく、読みやすいことが特徴です。
ただ、注意点として、記載されている内容はあくまで執筆した人の一意見に過ぎないので、自分自身で考えたり、調べたりしてその情報を吟味する必要があります。
③業界地図
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年に1回出版され(毎年8月末頃が多い)、各業界の規模や動向、プレイヤーなどを知ることができます。
学生の就職活動に使われることが多いですが、株の銘柄探し、研究にも十分に役に立つので、おすすめです。
東洋経済、日経などから出版されています。