ここでは、おすすめの証券会社をいろいろな切り口から考えてみます。

 

<初心者向け>

初心者向けにおすすめの証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。

これら3つの証券会社がおすすめな理由は、NISA口座内での売買手数料が無料であること、会社四季報が読めることに加えて、プラスアルファの部分が大きいことです。

3社のプラスアルファの部分は、以下の通りです。

SBI証券・・・IPO、夜間取引など利用できる商品、サービスが非常に多い。手数料も全ての価格帯で安い水準になっています。

楽天証券・・・取引ツールのマーケットスピードが使いやすい。楽天銀行の預金利率が上がったり、取引に応じて楽天ポイントがたまるなど他の楽天のサービスとの相性が良い。手数料も全ての価格帯で安い水準になっています。

マネックス証券・・・初心者向けのオンラインセミナーが充実しています。30万円までの低価格帯での手数料が安い水準となっています。

 

<とにかく手数料を抑えたい>

とにかく手数料を安くしたい場合は、ライブスター証券、GMOクリック証券、松井証券(1日の取引額が10万円までの場合)がおすすめです。

徹底的に手数料にこだわるなら、1日の取引額が10万円までの場合は松井証券を使い、それ以外はライブスター証券かGMOクリック証券を使うと良いでしょう。

特に、50万円を超える取引を行う場合は、各社の手数料の差が大きいので、ライブスター証券かGMOクリック証券を利用することで手数料を抑えることができます。

 

<IPO投資に挑戦したい>

まずは、IPOの主幹事になることが多い証券会社(野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、SBI証券)の口座はぜひ開設しておきたいところです。

また、引受数が多く、口座内の資金の額に関わりなく抽選が行われるマネックス証券の口座も開設する価値があります。

他の用途の場合は、証券会社を1つか2つ開設すれば十分なケースが多いですが、IPOが目的であれば、口座を開設しなければ抽選に応募できないので、できるだけ多くの証券会社に口座を開設することが必要になってきます。