(2017/9/10記事作成)
20万円以内の投資金額でジェフグルメカードをもらえる銘柄は、4銘柄あります。
ジェフグルメカードは全国35,000店舗で使える食事券で、有効期限はなく、お釣りも出ます。
使える店が非常に多いので、使い勝手の良い金券です。
ここでは、事業内容や利回りとパッと見た見解を簡単に紹介します。
(実際に、投資する場合はさらに詳しく分析することが望ましいです。)
なお、優待も含めた利回りは、優待をもらえる最小単元数(1単元)を買った場合の利回りです。
(八州電気のみ2単元保有の場合の方が利回りが大きいので、補足として取り上げています。)
(3326)ランシステム(株価:891円、1単元の価格:89,100円)
事業内容は、複合カフェ『自遊空間』を全国展開しています。会員登録システムなどの外販や児童発達支援事業も行っています。
無配当、PERは28.8倍、PBRは1.00倍です。
株主優待は、自遊空間優待券、クオカード、全国共通食事券ジェフグルメカードの3コースから選択できます。
自遊空間優待券を選択した場合の優待利回りは3.37%、クオカード・グルメカードを選択した場合は1.12%になります。
前期が赤字であったように業績が不安定な点が気になります。
事業買収で費用が増えているようなので、軌道に乗れば業績も向上し、株価が上向く可能性もありますが、安定感には欠ける印象です。
(3153)八州電気(株価:911円、1単元の価格:91,100円)
事業内容は、工場や企業向けに電気機器納入・設置工事まで一括提供し、電子部品の卸も行っています。
優待も含めた利回りは2.30%(※)、PERは13.6倍、PBRは1.14倍です。
(※1単元保有の場合。2単元保有の場合は、利回りが2.85%となります。)
業績はまずまずで安定的という点は良いですが、利回りが今一つという印象です。
(3392)デリカフーズ(株価:1,649円、1単元の価格:164,900円)
事業内容は、外食産業、ファストフード向けカット野菜、生鮮ホール野菜が主力の卸売業です。
優待も含めた利回りは1.88%(※)、PERは24.3倍、PBRは1.70倍です。
(※利回りは、株主優待にグルメカードを選択した場合。こだわり野菜・果物の詰合せを選ぶこともできます。)
業績が安定的、かつ、今期好調と魅力的ですが、割安感はありません。
(4465)ニイタカ(株価:1,887円、1単元の価格:188,700円)
事業内容は、業務用洗剤、洗浄剤、固形燃料の製造、販売です。
優待も含めた利回りは1.90%、PERは13.9倍、PBRは1.32倍です。
業績は、安定的、かつ、好調ですが、利回りが今一つという印象です。
【まとめ】
今回、調べてみた20万円以内の投資金額でジェフグルメカードをもらえる銘柄は、4銘柄しかありませんでした。
事業内容は様々で、興味深かったり、業績も好調な銘柄もありましたが、全体的に利回りが低く、株主優待をメインとした投資より業績が伸びるかどうかを主眼にして投資したほうが良さそうです。