(2017/3/21記事修正)
(7868)廣済堂を追記。

10万円以内の投資金額で図書カードをもらえる銘柄は、5銘柄あります。

ここでは、事業内容や利回りとパッと見た見解を簡単に紹介します。
(実際に、投資する場合はさらに詳しく分析することが望ましいです。)

なお、優待も含めた利回りは、優待をもらえる最小単元数(1単元)を買った場合の利回りです。

 

(7868)廣済堂(株価:394円、1単元の価格:39,400円)

事業内容は、印刷、出版です。求人、人材紹介、業務用LED事業も展開、葬式場も運営しています。
優待も含めた利回り1.26%、PERは赤字のためマイナス、PBRは0.41倍です。

今期の純利益は、赤字予想と業績が悪いですが、有価証券評価損によるもので、本業自体は純利益の数字ほどは悪くないので、おもしろい銘柄かもしれないという印象です。
ただし、無配で利回りが低く、事業内容が多すぎて、評価が難しい面もあります。

 

(4678)秀英予備校(株価:511円、1単元の価格:51,100円)

事業内容は、中学生向け集団指導塾が主力の塾です。
優待も含めた利回り4.30%、PERは11.0倍、PBRは0.85倍です。

今期は黒字に回復する予定で、利回り、PER、PBRの全てで割安感があるのは良い点ですが、この業績を維持するのは難しそうな印象です。
また、新規参入した地域でうまくいかず、校舎をリストラするなど業績の拡大を見込めそうになく、かなり買いづらい銘柄です。

 

(4834)キャリアバンク(株価:884円、1単元の価格:88,400円)

事業内容、人材派遣サービス業です。北海道地盤ですが、子会社が販売業務や給与計算で東京進出しています。
優待も含めた利回り2.60%、PERは28.3倍、PBRは1.15倍です。
(1年以上保有を続けると、優待が拡充されるため、やや利回りが上がります。)

事業内容が成長力がありそうなことが魅力ですが、割安感はあまりなく、業績も不安定と懸念点も多い印象です。

1日の出来高がない日や数百の日が多く、流動性という点ではかなりのマイナス材料です。
流動性がないことを考えると、購入する場合は長期保有するという方針が良さそうです。

 

(9059)カンダホールディングス(株価:988円、1単元の価格:98,800円)

事業内容は、陸運業です。東京・神田の運送全社統合で発祥、出版物共配に特色。医薬品等3PL、物流センター業務代行
優待も含めた利回り3.23%、PERは10.0倍、PBRは0.69倍です。

業績は安定的で、右肩上がり、かつ、割安感もあるという数字だけ見れば悪いところがない印象です。
逆に言えば、なぜ、この株価水準で放置されているのか不思議で、隠れた悪材料があるのではという見方もできます。

 

(3058)三洋堂ホールディングス(株価:988円、1単元の価格:98,800円)

事業内容は、書店です。雑貨、古本を扱う複合店を強化しています。
優待も含めた利回り2.85%、PERは58.7倍、PBRは1.74倍です。
(株主優待は図書カードに加えて、店舗での割引カードがありますが、利回りには加えていません。)

業績は右肩下がりで、割安感もなく、事業が本屋なので、業績の回復はあまり見込めず、良い点があまりないという印象です。
ただし、三洋堂で買い物を良くする方にとっては、割引が大きいので、株を購入する検討の余地はありそうです。

 

【まとめ】

図書カードを優待としている銘柄は、思ったよりずいぶん少なく、10万円以下の投資金額という制限を加えると、5銘柄しかありませんでした。

塾や本屋など図書カードを優待にしていることはなるほどと思える事業内容ですが、肝心の業績がいまいちなものが多いという印象です。

個人的な見解としては、数字通りに素直に見て、5つの銘柄の中では、カンダホールディングスが1番投資しやすいと思います。

長期保有する覚悟があるならキャリアバンクを買うという手も考えられますが、何年も待たないといけない可能性があるので、初心者にはあまりおすすめできるものではありません。