(2018/1/8記事作成)
5~7万円以内の投資金額でクオカードをもらえる銘柄は、9銘柄あります。
ここでは、事業内容や利回りとパッと見た見解を簡単に紹介します。
(実際に、投資する場合はさらに詳しく分析することが望ましいです。)
なお、優待も含めた利回りは、優待をもらえる最小単元数(1単元)を買った場合の利回りです。
(7939)研創(株価:500円、1単元の株価50,000円)
事業内容は、企業向けサイン、ネーム板等金属銘板(国内トップ)です。
優待も含めた利回りは3.00%、PERは9.3倍、PBRは0.97倍。
この銘柄は、業績が安定的で、割安感があるという魅力があります。
ただし、業績が安定的な反面、大きく伸びそうにはないというデメリットはあります。
(7277)TBK(株価:551円、1単元の株価55,100円)
事業内容は、トラック、バス用ブレーキで首位。ポンプ類、エンジン部品、建機向けも。タイ、中国などで製販しています。
優待も含めた利回りは3.81%、PERは16.1倍、PBRは0.53倍。
この銘柄は、利回りが高めで魅力的ですが、業績が不安定なことが気になります。
(4720)城南進学研究所(株価:552円、1単元の価格55,200円)
事業内容は、川崎地盤で首都圏に現役高校生主体の『城南予備校』。個別指導塾『城南コベッツ』を運営。幼児教育も行っています。
優待も含めた利回りは3.61%、PERは14.6倍、PBRは0.99倍。
この銘柄は、利回りが高めで、業績も伸びている傾向があり、なかなか良さそうな銘柄に見えます。
今後も利益が伸びていくのであれば、買いで良いと思いますが、塾という業務内容でどこまで伸びることができるのかという懸念もあります。
(6070)キャリアリンク(株価:568円、1単元の株価56,800円)
事業内容は、官公庁関連や大手企業向けビジネスプロセスの業務請負、人材派遣です。
優待も含めた利回りは2.64%、PERは15.1倍、PBRは2.17倍。
この銘柄は、今期の業績が大きく減益予想となっており、最近の株価の動きも軟調です。
今期の業績が一時的なもので、それ以前のような増益基調に戻れば、おもしろい銘柄に思うのですが。
(1789)ETSホールディングス(株価:573円、1単元の株価57,300円)
事業内容は、電気工事、建物管理です。送電線、内線工事が主体だが、通信向けも育成しています。
優待も含めた利回りは2.62%、PERは13.7倍、PBRは1.75倍。
社名が変わっていますが、元山加電業です。
この銘柄は、近年、売上、利益とも伸びていますが、前々期に赤字になったこともあり、業績が安定しない面もあります。
(6093)エスクロー・エージェント・ジャパン(株価:580円、1単元の株価58,000円)
事業内容は、金融機関からのBPO(業務受託)と不動産関連業務のエスクロー(第三者寄託)です。
優待も含めた利回りは2.23%(1年以上保有の場合は3.96%)、PERは37.7倍、PBRは9.90倍。
この銘柄は、割高感はありますが、業績の伸びがすごいです。
また、継続保有期間1年以上でもらえるクオカードの額が上がるため、この場合は利回りにも魅力があります。
(2418)ツカダ・グローバルホールディング(株価:638円、1単元の株価63,800円)
事業内容は、欧米風邸宅での挙式・披露宴を行う婚礼が主力。ハワイ、バリ等でも展開。ホテル事業を拡大中です。
優待も含めた利回りは2.34%、PERは10.8倍、PBRは0.93倍。
この銘柄は、やや割安感があることが魅力です。
ただし、業績はやや伸び悩んでいます。
(3645)メディカルネット(株価:613円、1単元の株価61,300円)
事業内容は、インプラント、矯正など自由診療歯科向けサイト運営です。Webマーケなど歯科経営支援も育成しています。
優待も含めた利回りは1.14%、PERは38.8倍、PBRは2.87倍。
この銘柄は、やや割高で業績も伸び悩んでいる印象です。
2年前、非常に業績が良かったのですが、そのときくらいの業績に回復しないと厳しい感じです。
(3245)ディア・ライフ(株価:681円、1単元の株価68,100円)
事業内容は、首都圏で投資用マンションを開発、販売。人材派遣やトランクルーム入金管理、滞納保証業も行っています。
優待も含めた利回りは4.26%、PERは14.3倍、PBRは3.14倍。
(株主優待:クオカード1,000円分をもらうためには、半年以上継続保有が必要です。)
この銘柄は、高い利回りと業績が大きく伸びていることが魅力です。
ただし、主な事業内容が投資用マンションの販売、開発なので、業績の振れが大きいことが想定されます。
【まとめ】
5~7万円以内の投資金額でクオカードをもらえる銘柄を見てみましたが、思っていたより銘柄数が多かったです。
どの銘柄も魅力的な要素があると思うのですが、最近は全体的に株価が上がっていることもあって割安感がやや薄れている印象です。
個人的には、安定さを重視するなら研創、リスクを取れるならエスクロー、ディア・ライフ辺りがおもしろいと思いますが、どの銘柄も以前より株価が上がっているので、投資しにくくなっている面はあります。
理想を言うと、業績は変わらずに、日経平均が大きく下がるなど株価が全体的に下がったような場面で買いたい銘柄が多いです。